成長に影響する内分泌の問題を適切な時期に見つけて治療することは、とても大切です。
また、近年急増している思春期早発症は、最終身長を大きく低下させるおそれがあるため、早期の診断と治療が欠かせません。TLCは手軽な早期検査によって、少数の視床下部ホルモン疾患の患者さんを見つけて必要に応じて上級総合病院(大学病院等)へご紹介し、それ以外の多くの患者さんにはそれぞれの状態に合わせた適切な治療を行います。

こんな方におすすめです
- 01第二次性徴が、女の子で満8歳未満、男の子で満9歳未満に現れた場合
- 02同年代と比べて身長が低め、または最近成長のペースが遅くなった小学生
- 03出生時の体重が2.5kg以下、または在胎37週未満で生まれたお子さま
プログラム構成
3種類- 思春期早発症の注射療法視床下部-下垂体-性腺系の負のフィードバック機構を利用し、月1回の性腺刺激ホルモン放出ホルモン注射で思春期を正常化する治療
- 成長ホルモン注射療法成長ホルモン分泌不全や思春期早発症による最終身長の低下を防ぐために行う成長ホルモン補充療法
- 成長サポート栄養療法偏食や基礎疾患により、成長に悪影響を及ぼす特定の栄養素が不足している場合に、検査を行い必要な成分を処方
注意事項・副作用について
施術の効果には個人差があります。施術前に担当医の診察で適応と禁忌の有無を確認します。施術後に痛み・腫れ・あざ・一時的な赤みなどが現れることがあります。詳しくは診察時にご案内します。
よくあるご質問
成長・身長・骨端線
子どもの身長が低いようですが、いつ受診すればよいですか?
同年代100人のうち低い方から3番目以内に入る、1年に4cm以下しか伸びない、クラスで座る席がだんだん前の方になっている、といった場合は一度確認されることをおすすめします。成長は時期を逃すと取り戻すのが難しいため、気になるときは早めに確認するほうが安心です。
成長の検査では何をしますか?
身長・体重の測定と成長曲線の確認、手首のレントゲンで見る骨年齢の検査、成長に関わるホルモンの血液検査を基本とします。必要に応じて追加の検査をご案内します。
骨端線が閉じたかどうかは、どうやってわかりますか?
手首のレントゲンで骨年齢を見ると、骨端線がどのくらい残っているかを確認できます。骨年齢が実際の年齢より進んでいる場合は、残りの成長期間が短い可能性があるため、早めの確認が必要です。
これから身長がどのくらい伸びるか、わかりますか?
骨年齢とご両親の身長をもとに、予想される範囲を計算することができます。ただし、これはあくまで予測値で、成長のペース・思春期の始まる時期・栄養・睡眠によって変わります。数値を確定してお伝えすることはできません。
成長ホルモン注射を打てば身長が伸びますか?
成長ホルモン治療は、検査結果が適応に該当する場合に医師の判断で開始する、医療用医薬品による治療です。すべてのお子さまに必要な治療でも、効果が同じ治療でもなく、反応には大きな個人差があります。検査後の診察で、治療の必要性と期待できる範囲をご説明します。
何時間眠れば身長が伸びますか?
成長ホルモンは深い眠りのときに多く分泌されるため、小学生は9〜10時間、中高生は8時間以上をおすすめします。睡眠時間と同じくらい寝る時刻も大切なので、夜更かし・朝寝坊のパターンは見直すほうがよいでしょう。
運動や食べ物は役に立ちますか?
縄跳びやバスケットボールのような跳ぶ運動と、十分なたんぱく質・カルシウムの摂取が成長に役立ちます。ただし、特定の食品やサプリメントが身長を伸ばすとは言いにくいです。検査で不足している部分を確認して補うほうが、より確実な方法です。
思春期が早く来たようですが、大丈夫でしょうか?
女の子は満8歳未満、男の子は満9歳未満で第二次性徴が現れた場合は、確認が必要です。思春期が早く始まると、最初は同年代より背が高くても、骨端線が早く閉じて最終身長が低くなることがあります。胸のしこり、陰毛、急な身長の変化が見られたら、受診をご検討ください。
小児・思春期の肥満
子どももダイエットをしたほうがよいですか?
成長期の子どもには、大人とは異なるアプローチをとります。身長が伸びる時期には、体重を減らすよりも、体重を維持しながら身長を伸ばしてバランスを整える方法が基本です。無理な食事制限は成長や思春期に影響する可能性があるため、おすすめしません。
小児肥満はどのように判断しますか?
大人のようにBMIの数値ひとつで判断せず、同じ年齢・性別の子どもと比較した成長曲線のパーセンタイルで判断します。95パーセンタイル以上を肥満とみなします。体組成検査で筋肉と脂肪の割合もあわせて確認します。
小児肥満だと身長が伸びませんか?
肥満の場合、最初は同年代より身長が高いことが多いです。ただし、思春期が早く始まって骨端線が早く閉じると、最終身長では不利になることがあります。そのため、体重と成長をあわせて見ていきます。
子どもにも注射や施術を行いますか?
成長期の子どもには、大人向けの減量施術や薬は使用しません。食事と活動の習慣を変えることが中心で、検査で代謝異常や合併する病気がないかをまず確認します。
家族みんな太りやすいのですが、遺伝ですか?
体質的な影響はありますが、生活習慣の影響のほうが大きいです。家族は食事や活動の習慣を共有しているため、お子さまだけでなく家族みんなで取り組むと、結果が表れやすくなります。
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